2018年9月9日 (日) 23:45時点における最新版
長浜県は、明治四年、旧彦根県を含む滋賀県北部の7郡に成立した県である。
- 明治四年
- 11月14日:新東京府発足、品川県荏原郡は東京府に組み込まれる。同日、明治政府は彦根県に対しても、同県所管の「武蔵国荏原郡ノ内、多摩郡ノ内」を東京府に引き渡すよう命令した。
- 11月22日:第一次府県統合により、高島郡・伊香郡・浅井郡・犬神郡・愛知郡・神崎郡の7郡の範囲に長浜県が発足し、彦根県・宮川県・山上県・朝日山県が廃止となった。県庁は当初、長浜に置かれる予定だったが、犬神郡彦根城に置かれた。
- 11月23日:長浜県のうち、多摩郡の範囲は神奈川県に引き渡すよう、命令の変更があった。
- 明治五年
- 1月24日:長浜県のうち、荏原郡の11村が東京府に、多摩郡の9村が神奈川県に移管。飛地が解消された。
- 2月27日:犬上県に改称。
- 9月28日:滋賀県に合併。
後の世田谷区所属の村
- 荏原郡→東京府受入れ11村:太子堂村(一部)・世田ヶ谷村・弦巻村・下馬引沢村(一部)・世田谷新町村・用賀村・瀬田村・野良田村・上野毛村・下野毛村(主要部)・小山村
- 多摩郡→神奈川県受入れ9村:岡本村・鎌田村・大蔵村(主要部)・宇奈根村・横根村(一部)・八幡山村
以後、東京府第七大区第六小区を参照のこと。